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■ 海外渡航の準備

海外渡航が決まったら。

海外出張、海外留学、海外旅行など、海外渡航が決まったら、何を持っていけばいいのでしょうか。
ここでは、「渡航先で電気製品を使いたい。」、「パソコンを持って行ってメールのやりとりをしたい。」といったことをメインにチェックしてみました。


■ 海外で電気製品を使う
■ パソコンを使ってメールのやりとりをしたい

※海外インターネットの手引書「ロードウォーリアハンドブック」がお役に立ちます!
海外で電気製品を使う





 海外の電源コンセントは日本と異なり、様々な形があるので、日本の電気製品に通常付いているプラグを直接差し込むことが出来ません。
そのため、まず渡航先の電源コンセントの形を確かめてみましょう


海外の電源プラグ形状
Aタイプ(日本や米国など)
日本と同じ
アースピン付
Bタイプ(アジアや中近東等)
B3タイプ(アジアや中近東等)
スイッチ付
Cタイプ(欧州・アジア・中近東に多いタイプ)
BFタイプ(英国系に多い)

スイッチ付
SEタイプ(欧州に多いタイプ)
Oタイプ(豪州やアジア等
※海外の電源プラグ形状は、国よってはいくつかのタイプが混在していることがありますので、必ず渡航前にご確認下さい。
※B、C、SEタイプは同じ2ピンでも、太さやピンの間隔が異なっています。

 たとえば、イギリスにいく場合、電源コンセントの形状は、「B、B3、BF、C」と4種類記載されています。
これは、イギリス国内にこの4種類のタイプが混在していて、いらっしゃるホテルや設備によってどれかのタイプになる可能性があるということを示しています。
オーストラリアのように「Oタイプ」と決まっている場合は、そのタイプの変換プラグだけでよいのですが、イギリスのように、どれにあたるかわからないときは、マルチ形状変換プラグ「ゴーコン」がお役 に立ちます。

エレプラグOタイプ
ゴーコン
エレプラグ(Oタイプ)
ゴーコン(マルチ電源形状変換アダプタ)


 次に問題になるのが「電圧」です。
海外の電圧は通常日本で家庭用電源とされている100Vより高く、120〜240V(ボルト)あります。
パソコンを含め、お持ちになる電気製品にACアダプタが付いていて、「100〜240V」と記載されていれば、変圧の必要はありませんが、場合によっては電源ケーブルが高電圧に対応していないことがありますので、変圧器を用意されると安心です。

 変圧器には「定格容量」というのがあって、お使いになる電気製品の消費電力容量(W)によってかわってきます。
たとえば、60Wのパソコンでしたら、100Wや150Wの、60Wより大きな容量の変圧器をご用意下さい。30Wや50Wの容量では足りないのでお使いになれません。

トランスフォーマ30
トランスフォーマ150
トランスフォーマ30(30W対応)
トランスフォーマ150(150W対応)

変圧器は300W程度まででしたら、持ち運びの許容範囲(サイズや重さ)ですが、1000W〜3000Wぐらいになりますと、かなり重くなってかさばりますし、価格も高くなります。
そこで、大きい容量の電気製品を海外にもって行く時は、留学や転勤、長期出張などで船便を使う場合を除き、ユニバーサル対応の電気製品をお持ちになることをお奨めします。

 
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パソコンを使ってメールのやり取りをしたい
 

さて、海外でもインターネットやメールのやりとりをする場合、まず考えなくてはいけないのがアクセスポイントです。
日本で契約しているプロバイダが、海外でも使えるのか。
あるいは別途、海外用のプロバイダと契約しなくてはいけないのか。
どこのプロバイダのアクセスポイントが渡航先で使えるのか。
料金体系はどうなっているのか。 などなど、吟味しなくてはいけません。
※弊社のサービスは「ワールドパスポートネット」です。

長期滞在の場合は、現地の定額料金制のものを使った方がリーズナブルだと思いますが、すぐに契約できるとは限らないので、とりあえずは海外のアクセスポイントが利用できる日本のプロバイダに契約してから、現地でリーズナブルなサービスを探すことをお奨めします。

滞在先がホテルの場合、ホームページなどに「インターネットアクセス」について利用できるサービスを記載している場合がありますので、参考にされるといいでしょう。
※使用料金も記載されている場合がありますので、参考になさってください。

次に問題になるのは通信方法です。
日本国内のインターネット状況は日々進化し、アナログの電話回線で、ピー、ガーッと音を立てていた「パソコン通信」の時代から、ISDNADSLケーブルテレビブロードバンド時代に突入。
そして今や光通信と、ますます高速化しています。
しかし、現地のインターネット環境がそれらに対応しているとは限りません。

日本で契約していったプロバイダが、現地にブロードバンドのアクセスポイントを提供していれば使うことが出来ますが、そうでない場合や、滞在先の設備がブロードバンド対応で無かった場合は、電話回線を使ったアナログ通信を試みなければなりません。

そこで、必要になってくるのが、モデム電話線です。
日本の電話用コンセント(モジュラージャック)はRJ-11と言って統一されていますが、海外の電話用プラグは、電源プラグ同様、日本と形状が異なります。
ホテルなど、室内にデータポートと呼ばれる差し込み口があれば、日本から持っていった電話ケーブルとパソコン内蔵のモデムあるいは外付けカードモデムを繋いでインターネットに繋ぐことが出来ますが、データポートが無い場合は、現地の電話線を壁からはずし、直接モデムと繋ぐ必要性が生じます。
そのような場合は、電話プラグの変換アダプタが必要になります。

電話回線を使ったアナログ通信を試みる場合、問題となるのは現地の電話回線がモデムに適しているかどうかということです。
このときモデムセーバーがあると便利です。
モデムセーバーは電話回線の電流値をチェックする器材です。
電流値が高くて繋げないときはNGランプ、極性変換が必要な場合はオレンジのランプ、モデムと繋いでも安全な電流値の場合はOKランプが点くしくみになっています。

※モデムセーバーでOKランプが点いても、回線内に特殊な信号が流れているホームテレホンや、交換機を通した電話回線、またデジタル回線などは、モデムの信号と合わないために接続できない場合もあります。

日頃常時接続のブロードバンドに慣れていらっしゃる方にとって、アナログ通信はかなりのストレスになります。
まず繋いだときに、ピー、ガーッ、とファックスのような変な音がします。
ここでモデムが壊れたと思ってはいけません。

通常ですと60秒未満で、アカウントとパスワードの認証が終わり、無事接続できるはずなのですが、設定があっていないと、ダイヤルしなかったりアカウントとパスワードが認証されなかったり、あるいは、なかなかサイトが表示されなかったり接続中に回線が切れてしまったりと、スムーズにいかないことが多いです。

モデムを使ってうまく接続できない原因
利用する電話回線がモデム通信に適していない。
電流値が高い。アナログ回線でない。極性がモデムにあっていない。
利用しようとしている回線が使えない。
ホテルなどの場合、フロントに確認しないと回線が使えないことがある。
モデムカードの場合、ドライバがインストールされていない。
モデムのプロパティで「発信音を待ってダイヤルする」のチェックがはずれていない。
プロバイダの設定(ダイヤルアップ接続あるいはダイヤラーソフト)で、使用するモデムが選択されていない。
現地の電話回線の設定があっていない。
・トーン回線か、パルス回線か
・外線発信番号(0や9)が必要かどうか。
現地の所在地情報があっていない。
所在地が日本のままになっていないか。市外局番が必要かどうか。
回線状況がよくない。
電源ノイズなどを拾ってしまい、通信途中に回線が切れてしまうことがあるので、モデムの速度を落としたり、PCの電源をバッテリー駆動に変えて、電源ノイズを減らしたりして対応する。

また、モデムを使ってアクセスする場合、アクセスポイントをご利用になる料金と、電話回線をご利用になる料金とが別々に発生しますので、ご請求時にご確認下さい。

いずれにしても、定額で利用できるLANの設備がある施設をご利用頂くのが簡単かも知れませんね。

 
 

   
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